「第五の習慣:まず理解に徹しそして理解される
「第5の習慣:まず理解に徹しそして理解される」
ルフィは第35巻でウソップと84巻でサンジと喧嘩をします。
ルフィはこの時に相手の意見を徹底的に聞こうとしています。
ルフィが投げかける質問は本当に的を得た、言ってはいけないような言葉ばかりです。
職場の上司であればパワハラとも取れてしまうような言動ばかりです。
でもそこにはやはり仲間の本心を聞き出そうとする意思があります。
愛があります。
相手を信頼しきり、自分がどう思われようと、どうなろうと必死に相手を理解しようと徹します。
だからこそ相手にも理解されて、涙の再会となるわけです。
ほとんどの人は、まず自分を理解してもらおうとします。自分の言いたいポイントをわかってもらおうとするのです。その場合、相手を無視して話をまったく聞かないか、聞くふりをするか、会話の特定の部分のみを選択的に聞くか、話された言葉には注意を向けるが意味をまったく理解していないかのいずれかの対応をします。
相手の話を自分の自叙伝に照らし合わせて、その枠組みの中で理解したつもりになりがちです
ほとんどの人は相手を理解しているふりをするか、部分的に聞くかなどだと思います。
仲間が出ていくと言った時にあれこれ理由を聞いたりとか本心をほじくり出すようなことはしません。
ルフィの行動はかなり極端であり、深い信頼関係を作る海賊にとって大切なものですが、ここまで行かなくても相手の話をしっかりと理解すると言うことが相手からも信頼される第一歩となりうるのです。
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