ワンピース・ルフィ大学

ワンピースのルフィを例にして難しい自己啓発本を紹介していきます。

リーダーが発するべきは「ミッション」である

8 リーダーが発するべきは「ミッション」である

ルフィ ミッション


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「海賊王に俺はなる」がとてもわかりやすいミッション

ワンピースのルフィはよく言ってますけど、

「海賊王に俺はなる」

っていうミッションを発するということが大切になるかと思います。

ワンピースの場合、みんながそれぞれの場所でトップを目指すという感じになっています。

海賊王になるからにはいろいろなものが手に入るかと思うんですけども、その仲間として、色々なものを手に入れるっていう事を目指すということで、ミッションをみんなで共有するということが大切なんだと思います。

ゾロは世界一の剣豪になること

ナミは自分の目で見た世界中の海図を作ること

ウソップは勇敢なる海の戦士になること

サンジは伝説の海「オールブルー」を見つけること

チョッパーは「万能薬(=何でも治せる医者)」になること

ロビンは「真の歴史の本文」を知ること、それを「ラフテル」へ導くこと

フランキーは仲間と「自分の作った船」で旅に出て、その船が世界の果て(ラフテル)まで達するのを見届ける事

ブルックは「偉大なる航路」を一周して、リヴァース・マウンテンで別れたラブーンと再会すること


そういった意味で、ルフィが「海賊王に俺はなる」と言ってるのは、とても分かりやすくてシンプルでいいかなと思います。

リーダーはミッションを掲げることが必要

現場であっても、目標をしっかりと掲げてるって事が大切かと思います。

何をしなければいけないのかっていうものがわからず、ただやみくもに仕事をしているというような職場は結構多いと思います。

とりあえず目の前にある仕事を片付ければ良い的な職場もありますが、ミッションを掲げていない組織だと組織がだんだん腐ってきてしまいます。

ミッションのない現場は現状維持をしているつもりでも徐々に腐っていく

人間は楽な方に逃げる生き物なので、目標がないとダラダラと現状維持を続けようとします。

現状維持を続けるつもりであっても組織としては低下していく傾向となります。

現場の人としてもそういう風になるとみんな何が目標なのか、どうすればいいのか、どうすれば褒められるのか、そういったものを見失い始めてしまいます。

なので、ミッションを持って行動を起こすということがリーダーに求められる一つかと思います。

スターバックスにはサービスマニュアルがなく、ミッションがある

スターバックスにはエスプレッソの入れ方などのマニュアルは存在しますが、サービスマニュアルはなく、ミッションが掲げられているのでそれを元に判断して行動するそうです。

あるエピソードを紹介します。

お店の前で交通事故が起きてしまった方がいたそうです。

ドライバーが警察に連絡して慌てふためいている時にそこのお店の店員さんはそのドライバーに一杯のコーヒーを差し出したそうです。

スターバックスのミッションは「自分たちの存在理由」だそうです。

自分たちは何のために存在しているのか、そこに常に立ち戻ることができるから、マニュアルに囚われないサービスができるそうです。

ミッションの立て方は三つの円が重なるところにヒントがある

「情熱を持って取り組めるもの」「自社が世界一になれる部分」「経済的原動力になるもの」の三つの円が重なるところを会社としては目指しなさい。

と有名な経営学の書である「ビジョナリーカンパニー2」で述べています。(針鼠の概念)

三つの円が重なるところはどこなのか。そこにあらためて自社のミッションが確認でき、方向性が決まれば部下は自ら動き出してくれると思います。

針鼠の概念

針鼠(ハリネズミ)の概念とは何かを解説